wordpressを新規にインストールするとき、wp-config.phpを直接編集するのではなく、ブラウザからデータベースの設定を含む初期設定を全て行いたいときがあるかもしれません。
つまり、入手したwordpressのzipを展開し、ファイル群を全てwebサーバのドキュメントルート直下に設置し終えた次のステップのことです。
このとき、wp-config.phpを直接編集するのではなく、ブラウザにアクセスするだけでwordpressの初期設定を完了させたいと思うかもしれません。もちろんそれは可能です。
そしてもちろん、大前提として、webサーバ上でのバーチャルホストの設定とこのサイトで使用するデータベース、データベースユーザ、パスワードなどは設定済みであることが必要です。
この状態でブラウザからアクセスすると、wordpressのインストールが開始される前の、データベースの設定を行うことができます。そこで用意したデータベース関連の情報を入力します。
ここでデータベースに正常に接続できれば次のステップへ進むことができます。しかし今回のケースではそれができませんでした。原因はすぐに判明しました。データベースのポート番号がデフォルトではなかったのです。指定すべきポート番号はわかりました。ではどこで設定すればよいのでしょうか。ブラウザ上の設定画面ではポート番号を入力する項目がないように見えます。
しかし安心してください。ポート番号がデフォルトでなくても、あなたはブラウザからデータベースの設定を行うことができます。データベースホスト名を指定する箇所に、データベースホスト名に続いて:ポート番号を指定すればよいのです。
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データベースへの接続ができたら後は通常通りwordpressの初期設定を実施して初期インストールは完了です。
おそらくこれは直感的に解決できるissueかもしれません。
しかしもしかしたらこの点だけのためにwp-config.phpを編集する必要があると感じるかもしれません。
少なくともこの点に関してのみいうならば必ずしもその必要はないということです。